新車値引きブログ
6.262023
メーカーやディーラーで異なる「注文書」における対応の違い
●●店だと注文出来るのに、●●店だと注文出来ない!?
メーカー/ディーラーによって、
「注文書」の作成が出来る出来ない問題で対応が異なっております。
現在、モデルチェンジ予定の「A」という車種がございまして、
お客様にお聞きすると、
「●●店だと注文出来るのに、●●店だと注文出来ない!?」
なんてお話をお聞きいたしました。
とってもややこしいお話なのですが、
あくまでディーラー/弊社のパソコン上では、
お見積もり書(商談メモ)、ご注文書はいくらでも作成できます。
極端な話ですが、売れないと分かっている車種でも、何千、何万台分と作成が出来ます。
ですが、「実際にメーカーオーダーが出来るか、納車出来るか」は別問題。
以前、「B」という車種で、仕様変更/マイナーチェンジがあった際、
生産が出来ずやむなく「メーカーオーダーのキャンセル」の通達を受けたことがございました。
ご説明をするには、ディーラーとメーカーの流れをご説明しないといけません。
メーカーオーダーの仕組み。
メーカーによっても違うのだと思いますが、だいたいはこんな感じ。
1.お客様にお見積書/商談メモをお渡しする。
2.お客様とご注文書の取り交わしをする。
3.1ヶ月毎にメーカーオーダーをする。あるいはデイリー(毎日)オーダーをする。
4.順番が来て車両生産がされる。
車種によって、異なりますが、
フルモデルチェンジ直後は、特に初期不良など車両生産が滞る事もあり、1ヶ月毎のメーカーオーダーが多く。
生産台数が少ない車種、モデル末期の車種、部品調達が限られる車種などは、デイリーオーダーが多いです。
「●●店だと注文出来るのに、●●店だと注文出来ない!?」
さて。モデルチェンジ予定の車種でオーダー枠が少なかったり、
モデルチェンジ直後でオーダー枠が少ない場合、
「●●店だと注文できる」「●●店だと注文できない」という事があるお話なのですが。
純粋にオーダー枠がある、ないというお話もあるのでしょうが。
「見積書/商談メモ/注文書」を作成してもらうと、
車両が生産されるは、違うというお話です。
あくまで「見積書/商談メモ/注文書」はいくらでも作成可能です。
モデルチェンジ予定の「A」の場合、
弊社では会員様(=一度ご購入頂いた事の有る方)に限りまして、
モデルチェンジをする前提で、
車両本体価格/諸税など全て変わる前提で、ご契約を頂いております。
これは提携ディーラーがモデルチェンジをする際に、
以前頂いた方が優先で順番を付けるためとお聞きしております。
あくまで御客様と店舗スタッフの信頼関係によりますため、
「いや、旧型を納めてほしい!」と仰られますと、
弊社でもオーダーが出来ないのが分かっているので、お受付が難しいです。
新型が出る前提で、ディーラーが受付している場合のお話ですね。
また、新型でオーダー枠が少ない場合、
注文書をどうしても作成して欲しいと言われる場合、
作成は出来るものの、納期見通しが経たずメーカーオーダーの見込みは立たずとも、
納期未定での注文書取り交わしだけするディーラーも有ると思います。
「契約出来た!」と思ってても、オーダーの順番は分からないというケースもあります。
そのため、表題の「注文書」というものは、
店舗スタッフや、方針で発行マニュアルが異なるものと思います。
弊社では、提携ディーラーの指導や方針によって、
発行可否をお伺いしておりますので、何卒よろしくお願いいたします。