新車値引きブログ

新型セレナとヴォクシーのリセールってどうなの?

調べてみたものの、すでに新型はセレナが完敗。。。

新年からC26、C27セレナの中古車価格が急落をしており、
下取り価格が下落しておりますお客様には申し訳ございません。

「セレナの3年後、5年後の残価率ってどうなの?」とお問い合わせを頂きまして、
転売されている金額をお調べをしてみましたところ、、、結論から申し上げまして、
セレナe-POWER:ヴォクシーHEV
セレナガソリン:ヴォクシーガソリン
ともに、ヴォクシーが圧勝でございました。

納期にも反映されております通り、あまりにもヴォクシーの受注が多く、
「納期にお時間がかかっている事」が一番の要因としてあげられるのですが、
「海外需要がある事」、「転売(供給量)が少ない事」で相変わらずヴォクシーが高値の状況となっております。

セレナも新型が出た1月はご祝儀相場で新車よりも高い期間があったのですが、
2月から市場への供給量が増え、需要がそこまで旺盛ではないため、
売買が成立しない事態となっております。
(売り手としては原価以上で売りたいが、買い手が付かない状態と推測します。)

そもそもオートローンの残価率とは。C26、C27の現状と80系ヴォクシーの現状。

そもそもセレナを残価設定型リースプランでご購入される際に、
残価率を高く設定して、新車を売りたいという施策が報道されまして、
「セレナって残価率高いの?」
と気になった方のお問い合わせでした。

・・・が。そもそも残価率は自由に決める事が出来ます。
極端な話ですが、ランクル300を3年後残価率90%以上のオートローンでお買い求めの方もいらっしゃいます。
そして将来的に、実際には新車を上回る価格でご売却される方も多くなると考えております。。。

トヨタはIRでもこのような趣旨の事を公開されております。
「原価が上がる事を価格に反映する」とお客様負担が大きくなってしまうが、
「お乗り換えの際の乗り換え差額を減らす」ため、「リセールを高くするようにする」

つまりはトヨタ車をお買い求めいただいて、またトヨタ車をお買い求めいただく際。
実際に支払う金額は大きいものの、下取りも高くなっているため、
乗り換えの際の差額、負担は、価格UPほど大きくないよ。という意味だと思います。

一ディーラーの販売スタッフとしては思うところがありますのが、
弊社の場合ではございますが、
80系ヴォクシー煌を3年・5年前に280~300万円ほどで販売させていただいたお車が、
程度が良ければ1~2割程度しか落ちず、買い取り価格が240~270万円ほどなのに対して。
セレナの場合には、190~220万円ほどになってしまいます。

走行距離の走っているお車に至っては、海外要因がありますため、差は広がってまいります。

以前のように大幅に値引きをしてくれない日産

以前は3月になると即納車両があって、2割引き。3割引き。
なんて時代もありましたが、今では値引きを大幅にされることは皆無。

新型需要は相変わらずトヨタ系ばかりのため、
納期優先でいらっしゃらなければ、トヨタ車がおすすめでございます。

また、2023年1月2月時点では、
半導体不足で納車遅延が大きく、買い取り価格が昨年ほどではないものの、
高めの水準となっておりますが、納期正常化となりますと、
ヴォクシー・セレナ、いずれも下落していくものと思います。

特にヴォクシーの新車より高い金額での買取はなかなか続かないと思われます。
(急激な円安がまた来たり、海外関税が変わった場合は別ですが。)

その点、納期の早目で、リセール面で有利なハリアー・RAV4などはお勧めです。
リセールなどのご相談は、まずはお見積り後、ご商談時にお願いをしておりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。

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