新車値引きブログ
2.62021
【更新】残価設定プランの意味。「残価設定プラン3年で60%、5年で40%ってどういう意味?」
多忙の為、長文で文字ばかりで申し訳ございません。
もしよろしければ、ご覧ください。
「●●はリセールが良いので、残価設定プランでのお買い求めが月々お安いです!
残価設定プランだと3年で60%、5年で40%残して設定出来ます!」
新車購入検討で、ディーラー営業スタッフから、
このようなご紹介を頂いた事はないでしょうか。
弊社でも、このようなお声を頂く事がございます。
「ディーラーでは3年で60%って言われたんだけど、サンコーオートさんではいくら?」
「残価設定が3年で60%、5年で40%なら、5年で売った方がお得ですよね?」
「いったん、5年で残価設定を組んでおいて、5年で乗り換えるか考えたらいいですよね?」
「なるべく月々の支払額を減らしたいから、残価設定プランがオトクですよね?」
大変残念ながら、全てのご質問が間違っています。。。
残価設定型プランの残価額は、買取保証の上でのリースに近い契約
例えば、トヨタファイナンスの場合には、
ランクルプラドで5年後、走行距離、傷などの状態が規定内だと、
40%台が金額保証の上、そのお店から車を借りるという契約だそうです。
そもそも、車を借りているので、
例えば5年後の選択肢は、
「そのお店でまた新車を買う(+車は返却)」
「そのお店に車を返却するだけ」
「そのお店からその車を購入する(+さらにローンを組む)」
の3択になるそうです。
ただ、今週もお客様がおふたりいらっしゃいましたが、
A様 新車でランクルプラドを残価設定でお買い求め。総額約450万円のお車で残債約300万円の方。弊社買取金額は約350万円。
B様 新車でベンツを残価設定でお買い求め。総額約600万円のお車で残債約400万円の方。買取金額は約350万円でした。
それぞれリセールが違ったり、当然お乗りの走行距離なども変わりますが、
残債=買取金額になる方はいまだかつていらっしゃった事がございません。
不人気の車種であれば別ですが、
人気のアルファードやランクルプラド、ハリアー等では、
「低い残価率で車を借りる」というのは損になってしまいます。
逆に人気のない車両を短期間でお乗り換えの方は、
残価率が高ければ買取保証付きの残価設定型プランも良いかもしれません。
「オートローンは、借りている金額に対して金利がかかるだけ」
別BLOGでも掲載をしておりますが、
(>【大好評】1.9%オートローンについて、「残クレ」の落とし穴とお奨め、なぜサンコーオートは低金利なのか?)
オートローンは、あくまで借りている金額に対して金利がかかるだけです。
C 500万円を借りて、毎月5万円+金利を払って100回で均等で払い終える人と、
D 500万円を借りて、毎月3万円+金利を払って、100回目で残価設定で一括返済する人。
では、C、Dで実質年率の金利が同じなら、
Dの方が金利手数料が高いに決まっています。
「さっきの質問の回答は?」
「ディーラーでは3年で60%って言われたんだけど、サンコーオートさんではいくら?」
弊社ではご商談時。ご要望の場合、お客様の想定保有期間、その間の想定走行距離をお聞きし、
おおよその売却価格のご案内を差し上げております。
「一律、この車種は60%!」なんて乱暴な事はございません。
人気のグレード、カラー、オプション。また、保有期間、走行距離などで想定される金額が変わります。
また買取保証と併せて、弊社に売却しなければならない契約はご用意がございません。
「残価設定が3年で60%、5年で40%なら、5年で売った方がお得ですよね?」
これはあくまで目安です。
例えばですが、4年でフルモデルチェンジをするとしたら?
3年で70%、5年で40%かもしれませんので、個別にご案内しております。
(>車検のタイミングよりも、モデルチェンジのタイミングの方が大事)
「いったん、5年で残価設定を組んでおいて、5年で乗り換えるか考えたらいいですよね?」
これは大変危険です。
車種によっては、4年経過までが海外輸出で大変人気の車両や、5年のものもあります。
例えば4年8ヶ月経過なら査定価格が200万円付いたのに、
4年11ヶ月経過して査定価格が120万円になっちゃったら?
あるいはフルモデルチェンジがあったら?
御客様ご自身が主体で考えてしまいがちですが、
車の査定価格は、お客様のお買い求め時期とは関係なく、
その時の相場や、モデルチェンジ、人気などで変わります。
人気のうちにご売却頂く事を弊社ではお奨めしております。
「じゃぁ私にお勧めは?何が得なの?」
弊社ではお客様がお選びになった車種に対して、
「このグレード、カラー、オプションが、中古車になった時に人気です」という情報とともに、
「この時期に売るのがお奨めです」という情報をご案内しております。
お客様おひとりおひとりによって、お乗りの期間、走行距離、使い方などさまざまです。
もちろんお得じゃなくても、付けたいオプションがあったり、お好きなカラーもあると思います。
でも、ご存じの上で不人気色をお選び頂くのと、
どちらの色か悩んでいて、人気色をお選び頂くのは後で、損得が出てしまうので、
ご要望の方へは、正直に申し上げております。
もちろん私が強制したり、お選びすることはございません。
(買取保証をさせて頂く場合は、こちらで選択肢を狭くさせて頂いております。)
ご商談時には時間が許す限り、ご質問へ回答しておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
(>【リセール相談はご商談時にお願いします。】メールでのリセール問い合わせについて)