新車値引きブログ

【値上げ、販売再開】自動車の安全・環境基準の適用による、改良後モデル発表や、改良前モデル生産について

昨今お問い合わせの多い、「値上げ」「オーダーストップ」「販売再開」について

「モデルチェンジで値上げになるんですか?値引きってその時は減るんですか」
「なんでオーダーストップなんですか?」
「販売再開はいつですか?」
「新モデルの発表、販売開始はいつですか?」

などお問い合わせを頂きます。

結論といたしまして、ほとんどのお答えは下記が要因。
かつ、お答えが出来かねますのが現状でございます。
[能登半島地震等を踏まえた自動車の安全・環境基準の適用延期]

安全・環境の新基準に対応しないと、新車登録が出来ない。

昨今は認証不正の問題や、ダイハツが新基準適応できず新車販売延期など、
国土交通省が定める「基準」、あるいは「新基準」の報道もされており、
ご存じの方も多いと思います。

主に、基準で変わりました部分で、
「後退時車両直後確認装置(装着義務化)」
具体的には、「後退時カメラ」または「後方ソナー」が装着義務に。

軽自動車などは、ナビ装着の為のパッケージとして、
全周囲モニターや、バックカメラが装着されるものを準備しておりましたが、これはNG。
モニターが無く、カメラが付いているだけでは確認が出来ません。
また後から社外のナビ・バックカメラを装着するのもNG。
社外ナビ・バックカメラの重さ分で燃費などの基準が変わるし、
登録時点では後方の安全確認ができないため。

じゃあどうすれば良いの!?
今のところ、国土交通省で許認可を受けている前提で、
・標準でモニターが搭載されており、バック確認が出来るもの
・後方ソナーが装着済み
・ルームミラー型バックカメラが装着済み
はそのままOKと認識しております。

後方ソナーがいらないという方、ルームミラー型バックカメラは見づらいと仰る方が大変多く、
好きに選べる社外ナビが良いという方が多いのですが。。。これは新基準だとNG。

これまでディスプレイオーディオなどの搭載が増えてきた要因といたしまして、
この法令改正がございます。

どんどん車の値段が上がっていく。

今年の4月に改良となったジムニーシエラは、この法令改正に対応すべく、
後方ソナーを追加で約10万円の価格UP。値引きも減少傾向にあります。

「ただ単に後方ソナーを付けるだけなのに!?」と仰る方もいらっしゃるのですが、
誤りがあって後から不正となっては大変なので、
国土交通省の許認可を得るべく、時間をかけ、きちんと対応する労力がかかります。
ダイハツに至っては、開発が間に合わず販売延期に陥る状況。

新型モデルなどは初めから法令が変わる前提で開発をしている車も多いのですが、
既存モデルの改良はお時間がかかるとお聞きしております。

冒頭のご質問について例を挙げてご説明。

Q.「モデルチェンジで値上げになるんですか?値引きってその時は減るんですか」
A.例年の傾向から、値上げにならず、値引きも減らないもの、
逆に値上げになり、値引きも減るものもあります。
初めから法令に対応しているモデル。
例えばグレードによって後方ソナーが標準のものは変わらなかったり、
車種によっては、下位グレードは後方ソナーが標準で無かった場合には、
下位グレードだけが値上がりする事が有ります。

Q.「なんでオーダーストップなんですか?」
A.主に法令改正に対応する、一部改良などのケースが今年は多いです。
10月末までは現基準の通りに生産・登録・納車を続け、
それ以降は新基準と切り替わります。
新基準適合が確認が取れるまでは、
価格も決まらず販売出来るかも分かりませんので、オーダーは取れないものと思います。
Q.「販売再開はいつですか?」
こちらも同じですね。新基準適合が確定出来ないと。。。という事だと思います。
Q.「新モデルの発表、販売開始はいつですか?」
11月を目安に、確定した状況の10月以降になるものと思います。

あるいは9月頃、現行モデルが10月末までの生産枠が拡大出来るとなり、
現行モデルの再販も数車種お聞きしております。

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